【注目銘柄&保有銘柄】日本たばこ産業(JT)(9514)
銘柄紹介
本日は、【注目銘柄】かつ【保有銘柄】である、日本たばこ産業(JT)(9514)をご紹介いたします。
事業内容は会社名そのままですが、たばこを国内外に展開しています。M&Aで海外たばこ事業を拡大中です。
また、食品・医薬品も展開しています。(飲料事業は撤退しました)
日本国内では喫煙環境の縮小と、コロナ影響で空港免税店売上が減少しており厳しい環境が続いています。
ただし、高い収益性は健在で19年12月期では売上高営業利益率が23.1%となっており、連続増配こそストップしましたが、配当金も1株当たり154円(19年度実績)で配当利回りも7.7%となっております。
- 配当利回り:7.7%(前提:配当金154円/株、株価8/24時点1,995円)
- 株主優待 :カップラーメン・インスタントごはん等の自社製品
- 予想PER :12.37倍(前提:EPS161.3円、株価1,995円)
週足で直近一年を見るとこのような感じです。コロナ影響でも下落しましたが、それ以外でも軟調な展開が継続しております。
たばこ市場も国内は厳しいですし、海外もリスクはあると思いますが、その中で反転攻勢をかけて上昇基調に転換することができるか、注目したいと思います。
保有状況
私は数年前から高配当にひかれて保有しておりますが、株価は当時から下落傾向で徐々に含み損がふくらんできております。
いろいろな雑誌や記事でも高配当のおススメ銘柄として取り上げられることが多いですが、それでも株価は下落が続いております。やはり、たばこという人体に害のあるものなのでESGの観点からも敬遠されているのでしょうか?
個人的にはたばこを吸っていないので、禁煙が広がっていくことには賛成なのですがJTの業績には逆風になってしまいますね。汗
医薬品や食料などのたばこ以外の事業が育ってくれるといいのですが、たばこ事業のウェイトが圧倒的に多いので短中期的には難しいかもしれません。
※そんななか本日、カネカ(4118)へ、植物のゲノム編集に関する研究開発設備・人員を売却するとの記事が出ておりました。。
高配当が続けば含み損も解消していけますし、優待もなかなか立派なものをいただけるので、積極的には売買せず気長に保有を続けたいと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
最近のコメント